今回の畑仕事は、ソラマメの摘心作業、にんじんの種まき、芽キャベツのトンネル掛けをしました。
それぞれの内容を紹介していこうと思います。
ソラマメの摘心作業
まずはソラマメの摘心作業から紹介していこうと思います。
そもそも摘心とは?
そもそも摘心とは?と疑問に思う方もいらっしゃると思いますので、摘心の説明からしたいと思います。
植物には生長点というものがあり、その生長点が活発に生長することで茎や枝が伸びるという仕組みになっているそうです。
ほとんどの植物の生長点は茎や枝の先端付近にあるそうです。
その生長点付近を切り落とすことで、切り落とした茎や枝が生長ができなくなります。
なぜ摘心するの?
上でも説明したように、摘心をすることで切り落とした茎や枝が生長できなくなります。
そうすることで、他の茎や葉、実に栄養がいきやすくなり、株全体の生長や収穫量アップに繋がるのです!
ソラマメの摘心作業
ソラマメは生長すると株元から枝がいくつも生えてきます。
生えてきた枝が生長し花が咲いてくる位のタイミングで、太く節間が詰まった丈夫な枝を5〜6本残し、残りの枝は全て切り落とします。
こうする事で栄養が分散することを防ぎ、丈夫な枝だけに栄養が集中します。
栄養が集中した分、実も大きく、数も増えるということです!
摘心作業が終われば追肥と土寄せをして作業は完了です。
にんじんの種まき
続いてはにんじんの種まきを紹介していこうと思います。
にんじんの栽培は難しい?
一般的ににんじんの栽培は難易度が高めと言われているようです。
それは何故かというと、にんじんの種は発芽率が良くないと言われているから。
にんじん栽培は発芽したら半分成功と言われているようです。
なぜ発芽率が良くないのか?
なぜにんじんの発芽率が良くないのか、それはにんじんの種が好光生種子だから!
その上、種の給水力も弱いから!
ほとんどの植物の種は、以下の3点の条件が揃えば発芽します。
- 水分
- 酸素
- 温度
ですが、好光生種子はこの3点に加えて、光が当たらないと発芽しないのです。
その為、種まき後土を被せすぎたりすると発芽率が悪くなってしまいます。
また、にんじんの種は吸水力も弱いので、種まきした後に土が乾いたり水が不足すると発芽率が悪くなります。
種まき後は水気を保つことが発芽率アップにつなかります。
にんじんの種まき作業
上でも書いたようににんじんの種は吸水力が弱いです。
種をまいた後も土に水気が無くなると発芽率が悪くなります。
その吸水力の弱さを補う為の対策として、種まきの前日から一晩種を水に浸けておきましょう。
そうする事で種が水を吸い、発芽率が良くなります。
私はにんじんの種まきの際は一晩水に浸けています。
そのおかげか、発芽率はそこまで悪くはないように思います。
種まきをする際も事前に土を良く濡らし、その後に種まきをしてください。
種まきをしたら光が当たるように、軽く土をかけて鎮圧することがポイントです!
鎮圧する事で種と土が密着し、種が水を吸いやすくなるからです。
もし籾殻や稲わらがあれば、土の上から軽くかけておくことで保湿することも出来ます。
最後にしっかりと水をかけることを忘れないようにしましょう!
今回はまだまだ気温が低い中での種まきだったので、私は籾殻の上から透明マルチを掛けて、更にビニールトンネル掛けもしました。
これで保湿も保温もバッチリのはず!
芽キャベツのトンネル掛け
最後は芽キャベツへのビニールトンネル掛けを紹介したいと思います。
トンネル掛けとは?
にんじんの種まきでも出てきましたが、トンネル掛けとは不織布や寒冷紗、ビニールをトンネル状に畝全体にかけることをいいます。
トンネル掛けをすることで、畝全体の害虫対策や保温効果が期待できるようになります。
芽キャベツのトンネル掛け作業
今回は芽キャベツにビニールトンネルをします。
なぜビニールトンネルをするかというと、保温効果を期待しているからです。
冬になり芽キャベツの生長がゆっくりとなっているので、ビニールトンネルをすることでトンネル内の温度があがり、生長促進につながればいいなと思いチャレンジしてみました。
見かけは不格好ですがこれで少しでも生長が早くなり、収穫時期が早くなったり、収穫量が増えれば大成功だと思っています。
効果が出ることに期待!
以上が今回の畑仕事の内容でした、これからも週末の畑仕事をブログでアップしていきますので、よろしければご覧ください☺
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