今回はまだ残っている春じゃがいもの芽出しと種芋の植え付けについてお話していこうと思います。
芽出し開始から3週間
キタアカリの様子
先週切り分けたキタアカリです。
大きな種芋は50g前後になる様に切り分けて、切り口に草木灰を振りかけた物と自然乾燥させた物の2種類を準備しました。
1週間ほど窓際の陽の当たる場所で切り口を乾燥させており、どちらの種芋も切り口はしっかりと乾燥していて問題は無さそうです。
自然乾燥の種芋の乾燥具合の目安は、切り口がコルク状になっていることが1つの目安になります。
切り口が乾燥しているだけではなく、先週から比べると若干ですが芽も大きくなっている様子です。
草木灰の有無で生長具合に違いが出てくるのか気になるので、畝に植え付ける際は草木灰を付けた物と自然乾燥させた物とで区別できるように植え付けて、生長に違いがでるのか観察できるようにしていこうと思います。
アンデス赤の様子
アンデス赤の種芋も十分に芽が出てきています。
アンデス赤の種芋はキタアカリの様に種芋自体が大きくは無く小ぶりなので、キタアカリの様に切り分けたりはせずにこのまま植え付けていきたいと思います。
切り分けると土の中で腐る事もありますが、アンデス赤の種芋は切り分けたりしないので土の中で腐る可能性は少ないと思います。
インカの目覚めの様子
インカの目覚めの種芋も十分に芽が出てきています。
今回芽出し処理をした3品種の中ではなかなか芽が出るのが遅かったので心配していましたが、なんとか立派な芽が出てくれて一安心です。
インカの目覚めもアンデス赤と同様に種芋自体が小ぶりなので、切り分けたりはせずにこのまま植え付けていきたいと思います。
もともとインカの目覚めは小ぶりな品種の様なので、立派に生長して収穫しても大きな芋にはならないかもしれません。
植え付け作業
前回お話しした様にじゃがいもの植え付けは非常に簡単です。
畝に5〜10cmほどの植え穴を掘り、その中に種芋を入れて土を被せるだけです。
一般的には株間は30cmほどあけて植え付けていきますが、今回は植え付ける種芋の数が多かったので25cmほどの株間で、2条植えにして植え付けていきました。
他の方に比べると株間も狭く、密に植え過ぎたかもしれないです。
種芋の植え付け後は、地温上昇や雑草抑制、水分管理の効果を期待して黒マルチをかけて終わりです。
しばらくすると芽が地上に出てきてマルチを押し上げてくるので、マルチが押しあがってきたら芽を傷つけないようにマルチに穴を開けて芽を出してあげます。
注意点としては、マルチに穴を開けるのが遅くなると芽がマルチに触れている時間が長くなり、芽の先端が熱により焼けてしまったり、徒長してしまったりするので、気を付けてください。
芽が地上に出てくるまでの期間の目安はおおよそ1ヵ月程度です。
地温や植え付けの深さ、品種によって違いはありますので、あくまで参考程度と思ってください。
畝にマルチをしているので、生長した時の土寄せも不要となる簡単な栽培方法です。
種芋の植え付けなどもお話ししていますので、宜しければこちらの記事もご覧ください。
本日はご覧いただきありがとうございました。
これからも継続して更新していきますので、ご覧いただければうれしいです☺
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